とちぎジョブモールがオープン:宇都宮

 若者や中高年、障害がある人などさまざまな求職者の就労を後押しするため、県は、宇都宮市のJR宇都宮駅近くのビルに「とちぎジョブモール」をオープンさせた。相談から企業の紹介、就職まで一貫して支援する。

 「総合相談員」と呼ぶ専門職員やカウンセラー、県職員ら約十五人が常駐。相談員は、自分にどんな職業が合っているか分からない求職者の話を聞き、カウンセラーが相談者に適した職業を診断。その後、職業訓練や企業の紹介につなげる。

 国の緊急雇用創出事業で、同じビルで運営していた「とちぎ求職者総合支援センター」が三月末で閉所したのを受け、支援体制を充実させて一新した。県労働政策課は「景気の動向に関係なく、中高年や障害のある人たちの雇用情勢は常に厳しい。こうした人たちも継続的に支援したい」としている。

 ジョブモール内には、新卒や未就職の学生らを対象にした「新卒応援ハローワーク」も併設している。現在、ジョブモールは仮オープンで、二十三日から正式に開所する。

 ジョブモールは、宇都宮駅西口のララスクエア北側。利用時間は、平日午前八時半〜午後七時(土曜は午前十〜午後五時)。問い合わせは、ジョブモール=電028(623)3226=へ。

出典:中高年、障害者らの就労支援「ジョブモール」開所
(2012年4月12日 東京新聞)


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